あぶの空の想い



山口県の中に天気予報にも出てこない萩市に包囲された小さな町があります。

たいした話題もない小さな町です。

「となりのバアちゃんが出掛けた」とか、

「大根取れたから持ってきた」とか、

毎日のちょっとした出来事で何時間でもお茶を飲める話し上手な町です。

この町には、緑の山があります。

山には、イノシシ、サル、タヌキ、クマ、キジや野鳥が暮しています。

山から流れる川にはウナギやアユ、モズクガニ、タニシが見る事ができます。

昔、この川は子供たちのプールだったそうです。





阿武町は、日本海に面しており青い海は阿武町のシンボルです。

数億年前の大規模な海底火山の影響により出来た瀬やグリが今でも残り、

多くの生き物たちの住処となっています。

そこに対馬海流と栄養に富んだ川の水が運ばれてくることで、

阿武町の肉厚で脂ののった魚を育てます。

地元では、「刺し」「焼く」「煮る」でしか食べない魚のおいしさを長持ちさせたい想いと、

同じく阿武町の『阿武の鶴酒造』が大吟醸酒を仕込む際にできた酒粕に巡り合いできたのが、

キジハタとマダイを使った大吟醸の酒粕漬けです。

又、パッケージラベルは、 阿武町の町を観光できるイラストになっています。

マダイとキジハタの旨味と大吟醸の酒粕の風味を皆様ご自宅で是非お楽しみ下さい。