冬の日本海は、激しく荒れ狂い人をも寄せ付けない。日本海に面した阿武町も同じく海沿いの国道は時に海水を被るほどです。
阿武町の沖は、こうした自然の繰り返しが豊かな海を形成しているのだと思う。海水を掻き回し、酸素を取り込んで深い海底に届けると生命は活発になり食物連鎖を繰り返す。海藻が生い茂り小魚、プランクトンが集まると、それを次の生物が捕食する繰り返しで海が活性化するのです。そして、夏穏やかで優しい海が戻ってきます。
大事なことは取り過ぎない事とむだな殺生。
人口が少ない阿武町の海は工場もなく、下水も行き渡る海に負担をかけない工夫できれいな海を守っているんですね。