阿武町の紹介
山口県は、本州の最西端に位置する県で、その中で阿武町は北部に位置しています。
人口3050 人(1530世帯)北長門海岸国定公園という海岸線に沿って山陰本線と国道 191 号線が並行して走る漁港が多い町。
地図を見ると萩市に囲まれていて見た目に気の毒感がありますね。
名産といえば無角牛とキウイフルーツ、福賀スイカがあります。
この福賀スイカは玉が大きいのに甘いから驚きです。
名所と云うほどの名所はあまり無く、佐々木小次郎の墓があり惣郷鉄橋、非公認ですが「トトロのバス停」と SNS に載ったバス停があるぐらいで、宿もなく、コンビニ、商店街、パルコも有りません。特にこれだと言うような目玉は無い町です。でも、そこが良いんです。
低い緑の山々、陸から眺めるポツポツ見える無人島、真っ青な海が夕方になると雲が火の鳥のように真っ赤に染まる景色は開いた口がふさがらない絶景美。押し寄せる観光客も少ない静かで切ない情緒が私には溜まらなく癒させます。
川でウナギやアユを捕まえ、海で魚を釣り、山でふきやタケノコを取る普通の暮らしがあります。年を重ねると、物欲が無くなり自給自足がチラついて来るものです。
ここは、観光ではなくタイムスリップしたような昔のままに暮らせる町です。