私は、調理師で仙台で手に入る食材は多くの人の手を通り手に入るものばかりでした（私感です）。
勿論、仙台には仙台の文化がありこちらでは（山口）手には入らない新鮮な食材があります。秋刀魚、ホヤ、はらこ、牡蠣、他にもありそうですが狭い日本と言いますが、食文化の違いは大きい差があるように思います。
東北で短なアイナメ、ソイは中国地方に来てハタ、エソが短になりそれによって作る料理も自然と変わりつつあります。
写真は、仙台でパーティー用に作った旬のおもてなし料理です。しかし、今山口に暮らし、では、またこれを作りたいかと言えば作る気には慣れません。
『暮らす土地が代わると食文化は変わる』
いつの間にか私も変わっていたんですね。その土地でその時期に採れた食材を短にある調味料で作る当たり前がその土地の名産品や特産品を作っていたんです。
話がそれましたが、今住むこの土地にいなければできなかったのが『あぶの酒粕漬け』で大吟醸の酒粕なんてのは簡単に手に入る物ではありません。船から上がった魚を持って帰れる環境もそうそうないと思います。私の短でそんな光景があれば調理師として見逃すはずがないでしょう。
大吟醸の酒粕と上がったばかりと明らかに分かる魚達。
『ブレンドして美味しくつけましょう』
他の土地では、考えられない完成品です。生涯一度食べてみて下さい。