
4,630万で印象付けられた阿武町。
知って欲しいのは、自然に囲まれた中で暮らすとても歴史ある町です。阿武火山群はご存じでしょうか?佐々木小次郎の墓が在るのはご存じでしょうか?
今でも、各村では民が集まっては草刈りや神社清掃します。同じ苗字が多いので下の名前で呼んだり、屋号で呼んだりする都会では感じる事のできない習慣が残っている素朴な町(村と云っても良いでしょう)。
一番は青く澄んだ海に浮かぶ無人島のある景色。そこで生きる多くの魚影の濃さは圧巻です。故松方弘樹さんが愛した見島も晴れた日にはクッキリ見え夜のイカ釣り船の灯りは闇に浮かぶ蛍にも似ています。
今回の、給付金事件の事を都会では対策が甘いのでは?などと云ってはいますが、阿武町民に期待を裏切るような人は一人として居ません。町民の人の良さを悪用した一人の移住者の為に阿武町は変わろうとしています。
私は、それこそが悲し事だと目を伏せてしまいます。